SERVICE

[DXビジョン&ビジネスモデルDX] DX戦略&ロードマップ策定・推進
コンサルティング

DX課題を網羅的に総点検しあるべき姿とのギャップから、課題の明確化・言語化を実現。
貴社にとって最適なDX戦略の策定とDX推進体制の構築から定着までを一気通貫でご支援します

DX戦略&ロードマップ策定・推進コンサルティング

DX戦略・ロードマップの策定・推進でこんなお悩みはありませんか?

  • 投資対効果の不確実性
    投資対効果の不確実性
    DXプロジェクトに対する投資がどの程度の効果をもたらすかが不確実であり、短期的な成果が見えにくいため、経営陣が投資をためらい、DXビジョン・DX戦略策定が進まない。
  • 組織文化と変革への抵抗
    組織文化と変革への抵抗
    DXは単なる技術導入ではなく、ビジネスモデルや業務プロセスの全体的な変革を伴うため、従業員や経営陣の間で抵抗が生じることが多く、組織全体での変革意識の浸透が進まない。
  • 専門人材不足とスキルギャップ
    専門人材不足とスキルギャップ
    DXを推進するための高度なデジタルスキルを持つ人材が必要だが、そのような人材を十分に確保できておらず、既存の従業員のスキルアップも急務と感じている。

その悩み、タナベコンサルティングが解決します。

自社に最適なDXストーリー・戦略を描き、
DXを軸とした企業の在り方を変革するとともに、成果創出を目指す

ビジョンとオペレーションをつなぎ
全社改革を実現

あらゆる業界において、DX戦略は競争力強化に不可欠な戦略といえますが、実際に実現するにあたり、DX人材の不足や根強い組織文化、投資効果の不明確性から戦略が進まないといった課題が多くあります。


タナベコンサルティングでは、暫時的な取り組みではなく、DXビジョンを軸とした企業の在り方を変革し、DX推進体制を構築から、目指すべきゴールの設定とともに、ビジネスモデル・バリューチェーン・顧客関係・企業文化も含めた全社改革としてのロードマップの策定、そして、回収計画も視野に入れた蓋然性の高い投資計画の策定を支援します。さらに、幅広い観点から企業の持続的成長を実現するためのDX戦略コンサルティングを実施します。

DX戦略・DXビジョン策定支援コンサルティングとは

DX戦略&ロードマップ策定・推進コンサルティングの全体像

タナベコンサルティングでは、DX領域をDXビジョン&ビジネスモデルDX、マーケティングDX、マネジメントDX、オペレーションDX、HRDXの5つのセグメントに整理し、各セグメントにおけるビジョン構築とその実現に向けたDX戦略、アクションプランを、貴社の実情に即してプランニングをし、DX戦略コンサルティングを実施いたします。
その中で、DX戦略&ロードマップ策定・推進コンサルティングでは、成果につなげるための構想・設計・導入・運用の4つのステップを想定し、DXビジョン策定からロードマップを作成します。

構想

DXビジョン
策定

事業ビジョンに即した、デジタルによる企業変革の目的を明確化
※事業ビジョンからの構築が必要な場合については、事前に戦略キャンプ(別途)を実施

設計

DX戦略
策定

外部・内部の経営環境を踏まえ、バリューチェーンのプロセスをデジタル・顧客起点で整理し、DXビジョン実現に向けた戦略を具現化し、4つのDX領域におけるDXロードマップを策定

意思決定

DXアクションプラン
の策定

設計段階で組み立てたロードマップに即し、事業、システム、組織、財務の切り口でシステム導入のアクションプランを策定。決定後は速やかに投資意思決定を行い、システムの導入に着手

導入・運用

DX推進サポート/
成果評価

システム導入後の成果につなげるために、プロジェクト単位で貴社のDX推進をサポート。毎月の定例会でPDCAを回し、DXビジョンの実現に向けたサポートを実行


DX戦略・ロードマップ策定の対象となる4つのDX領域

01

DXビジョン&ビジネスモデルDX

ビジネスモデルDXとは、"デジタルディスラプション"の考え方を軸に、「業界構造が変わり得る商品・サービス」を開発・提供すること、またはそのような商品・サービスに対応する事業戦略を策定・推進することを指す。

デジタルディスラプションとは

デジタルディスラプションとは、デジタルテクノロジーを駆使した製品・サービスにより破壊的イノベーションを起こすことで、既存製品・サービスの代替となること。

  • 業界・サービス

  • ディスラプション事例

  • フィルムカメラ

    フィルムカメラ

  • スマートフォン

    スマートフォン

  • レンタルDVD

    レンタルDVD

  • ストリーミング再生

    ストリーミング再生

  • リサイクルショップ

    リサイクルショップ

  • フリマアプリ

    フリマアプリ

02

マーケティングDX

マーケティングDXとはデジタル技術を活用しマーケティングプロセス(売れる仕組み)を変革することで競争優位性を確立することを指す。
※デジタルマーケティングとは異なる。

デジタルマーケティングとマーケティングDXの違い

デジタルマーケティングはSNSやWEBサイトなどデジタルツールを用いたマーケティング手法であるのに対し、マーケティングDXは、開発・価格・流通・プロモーションなど広義のマーケティングプロセスをデジタル技術で変革し競争優位性を生み出すこと。

デジタルマーケティング

  • デジタルツールを用いたマーケティング手法 デジタルツールを用いたマーケティング手法

    デジタルツールを用いたマーケティング手法

マーケティングDX

デジタル技術を用いて、マーケティングプロセスを変革すること

  • スマートフォン決済アプリ「Scan&Go」

    スマートフォン決済アプリ「Scan&Go」

  • レジ会計不要により顧客体験価値を向上

  • QRコード付きカタログ

    QRコード付きカタログ

  • オフライン上の顧客動向の取得に成功

03

マネジメントDX・オペレーションDX

マネジメントDXとはデジタルツールを活用し、定型業務・非付加価値業務の効率化を図ると共に、付加価値へ転換可能な情報資産の蓄積と情報に基づくスピーディーな経営判断の実現を図ることを差す。

マネジメントDXの3要素

01 業務効率化

  • 業務効率化

    ・システム導入
    ・オペレーション改善
    ・自動化

非付加価値業務削減

02 ダッシュボードマネジメント

  • ダッシュボードマネジメント

    ・KPI設計
    ・リアルタイムな情報取得
    ・マネジメントシステム構築

スピーディーな経営判断

03 情報資産の蓄積

  • 情報資産の蓄積

    ・顧客情報/パートナー情報
    ・社内ナレッジ
    ・ビッグデータ

新たな付加価値の創出

04

HRDX

HRDXとは人事に関わるデータの解析を通して、人材活躍に向けた仕組みの最適化を図ることを指す。
※デジタルツール(HRテック)を用いた際要管理や印字評価など人事業務全般の効率化を図ることとは異なる。

HRテックを活用した業務効率化とHRDXの違い

HRテックサービス一覧

  • 採用
    管理
  • 勤怠
    管理
  • 人材
    管理
  • グループ
    ウェア
  • eラー
    ニング
分析

分析
(ピープルアナリティクス)

分析

HRDX

  • 最適な人材配置

    最適な
    人材配置

  • 適正人材の採用

    適正人材
    の採用

  • 効果的な育成

    効果的な
    育成

  • パフォーマンス・エンゲージメントの向上

    パフォーマンス・
    エンゲージメントの向上

DX戦略&ロードマップ策定・推進コンサルティングのポイント

タナベコンサルティングでは、貴社の実情や強みを活かしたDX戦略の策定を支援します。
DX推進体制の構築から定着までを一気通貫、ワンストップで支援し、企業の持続的成⻑を促します。

DX課題を把握する調査・分析

DX課題を把握する調査・分析

「DX推進目標」に沿ったオリジナルチェックリストを用いて、DX課題を網羅的に総点検。あるべき姿とのギャップから、課題の明確化・言語化を実現します。

変革実現のための計画策定

変革実現のための計画策定

構想の大方針であるDX化に向けたビジョンから業務要件とRFI(情報提供依頼)、投資採算計画までのプランニングを実施します。

社内DX推進体制強化

社内DX推進体制強化

小規模での実装とテストを繰り返しながら開発を進めるアジャイル型で運用・検証・改善のPDCAを行う、実装支援、推進体制、人材育成を実施します。

フェーズ1. 現状分析

DXチェックリスト・ヒアリングを中⼼に現状の経営課題とシステム活⽤状況を把握・分析します。

スコープ設定/課題認識フェーズ

スコープ設定/課題認識フェーズ

1.技術動向調査

  • ① ビジョンコンセプトの現状認識
  • ② 事業課題の現状認識
  • ③ ディスラプション検証
  • ④ バリューチェーン別技術動向調査
  • ⑤ マーケティング機能分析

2.組織&システム環境調査

  • ① マルチプロセスマップ作製(業務プロセス可視化)
  • ② システム鳥瞰図作成(システム可視化)
  • ③ 業務課題可視化
  • ④ 財務分析
  • ⑤ 組織・人事診断
  • ⑥ 組織構造分析

3.DXチェックリストによるフィット&ギャップ分析

  • ① ビジネスモデルDX(商品・サービス)
  • ② マーケティングDX(営業・広報・開発)
  • ③ マネジメントDX・オペレーションDX(経営・システム・業務全般)
  • ④ HRDX(組織・人事)

フェーズ2. DXビジョン&ロードマップ策定

分析結果をもとに、貴社の事業ビジョンに即したDXビジョン・戦略を策定します。
次に、策定した戦略を重点施策へと展開し、具体的⾏動計画へ落とし込んでいきます。

ビジョン・ロードマップ策定フェーズ

ビジョン・ロードマップ策定フェーズ

1.テーマ別情報収集

  • ① ベンダー・パートナー調査
  • ② 投資概算値調査
  • ③ 開発期間調査
  • ④ ネック事項調査

2.DXビジョン策定

  • ① 5年後の目指す姿を明確化
  • ② ロードマップ設計
  • ③ 推進体制設計
  • ④ 投資採算計画の設計
  • ⑤ 人員計画設計

フェーズ3. 詳細プラン設計

策定した戦略を重点施策へと展開し、具体的⾏動計画へ落とし込んでいきます。

アクションプラン設計フェーズ

アクションプラン設計フェーズ

1.ビジネスDX

バリューチェーン主業務上のDXアクション

  • ① バリューチェーン別将来シナリオ(ディスラプションシナリオ)の詳細設計

2.マーケティングDX

ターゲットセグメントにおけるデジタルマーケティングプラン

  • ① データ活用モデルの詳細設計
  • ② ベンダー選定に向けたRFI策定と選定評価

3.マネジメントDX・オペレーションDX

業務標準化に準じたアクション

  • ① マネジメントプロセス別BPRプランの詳細設計
  • ② ベンダー選定に向けたRFI策定と選定評価

4.HRDX

HR課題に準じたアクション

  • ① ピープルアナリティクスのための必要データの定義
  • ② ベンダー選定に向けたRFI策定と選定評価

オプション. 事業戦略キャンプ

DXビジョン構築前に、貴社のビジョンとあるべき姿の検討をし、ビジョンに基づいた成⻑戦略⾻⼦をまとめます。

事業ビジョン・戦略構築に向けた1か⽉

事業ビジョン・戦略構築に向けた1か⽉

1.ビジョンコンセプトの策定

  • ① 外部・内部の環境分析
  • ② 課題の整理
  • ③ 重点領域の選定
  • ④ ビジョンコンセプトの決定

2.成長戦略の策定(取り組み内容の明確化)

  • ① 各事業別の短期実施内容の明確化(差額対策・営業モデル・シナジー等)
  • ② 中期テーマの取り組みの⽅向性の明確化
  • ③ 実⾏推進上の課題・対策の明確化

3.実施フロー

  • ① 現状分析
  • ② 分析報告会・キャンプテーマ決定
  • ③ 戦略キャンプ実施

DX戦略&ロードマップ策定・推進コンサルティングのサービス事例

事業ビジョン・戦略構築に向けた1か⽉

課題

ある地方の物流企業A社は、マネジメント強化と業務効率化を目指して業務システムの統合を図っていましたが、以下の課題がありました。

  • ① 部署単位でのパッチワーク的なシステム構造
  • ② 受注から請求書までのシステムの分断
  • ③ 顧客単位での収益が見られないこと。これにより、情報の分断やアナログ業務による業務負荷、各階層における判断の煩雑さが発生

対策

タナベコンサルティングと協力し、全体最適なDX構想を確立するためのプロジェクトを開始しました。
実施事項としては以下となります。

  • ① 業務の可視化とシステムの現状把握
  • ② DX構想骨子の立案
  • ③ システム構想実現に向けたロードマップの作成
具体的には、業務フロー図及びシステム鳥観図の作成を通じて現状を可視化し、ミドルウェアを活用して業務の上流から下流までのデータを一元管理し、BIツールで可視化することで業務効率化と判断の煩雑さ解消を目指しました。

結果

DX構想骨子をベースにした開発と運用の道しるべとなるロードマップを作成し、現在は構想実現フェーズまで移行しています。タナベコンサルティングの伴走支援により、スピードスタート、スモールスタート、シンプルスタートの3S着眼で開発と改善を進めています。
サービス資料
DXビジョン&ロードマップ構築・推進支援コンサルティング

自社に最適なDXストーリーを描き、DXを軸とした企業の在り方を変革するとともに、成果創出を目指す

詳細はこちら
DXビジョン&ロードマップ構築・推進支援コンサルティング

FAQ

DX認定制度があると聞いたが、認定支援は可能でしょうか。
弊社のDX戦略&ロードマップ策定・推進コンサルティングのフレームがまさにDX認定制度準拠で設計していますので、本取り組み内容をもって認定申請することが可能となります。
5つのDXセグメントで定義されているが、すべて対応しないといけないでしょうか。
最初に5つのDXセグメントの簡易診断を行い、目指すべき姿と現状を整理いたします。その後、貴社のリソースに合わせた優先順位を決めたうえでご支援することが可能です。
ビジョン及び戦略策定を通じて社員のITリテラシーの向上を図りたいが、可能でしょうか。
プロジェクト型で進めます、他社事例及び先端技術紹介などのインプット講義などを付加させていただくことは可能であり、プロジェクトの推進過程の中での育成が可能です。
DXビジョン・DX戦略を描く前提としての事業戦略が明確でない場合、どうしたらよいでしょうか。
オプションでありますが、貴社の事業戦略構築支援を集中検討型で対応することが可能です。
コンサルティングサービスのプロジェクト期間はどのくらいですか。
スコープに応じて期間は異なりますが、現状分析3カ月、ビジョン策定4か月、詳細プラン設計4か月を標準としております。なお、ビジョン策定後に詳細プラン設計は再度お見積りにて設定することになります。
コンサルティングサービスを利用するために必要な要件は何ですか。
特に必要な要件はございませんが、プロジェクト形式で進めてまいります。そのためプロジェクト推進体制の組成として、約10名程度の人員の確保をお願いしております。
コンサルティングサービスを利用する前に準備するべきことは何ですか。
業務とシステムの可視化が必要となりますので、貴社の中長期のビジョン、経営計画、組織図、職務分掌、業務マニュアル、システム関連の資料等がございましたら、ご準備をお願いしております。
コンサルティングサービスを行うチームはどのように構成されていますか。
プロジェクト形式で進めてまいります。チーム構成のトップとして、意思決定者となるプロジェクトオーナーに社長様、そして弊社メンバーと対になる形でマネージャー、リーダー、メンバーを選定いただきます。
プロジェクトの進行状況や成果物についての報告はどのように行われますか。
毎月進捗定例を実施いたします。また、WBS(作業分解構造図)にてプロジェクト管理をするとともに順次タナベにて作成する業務棚卸表、課題一覧表、システム鳥瞰図、業務フロー図をAs-Is、To-Beで作成し報告いたします。資料の拝受はTCG Canvasという弊社の双方向コミュニケーションツールを用いて日々連携を行います。
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ABOUT
TANABE CONSULTING

タナベコンサルティンググループは「日本には企業を救う仕事が必要だ」という
志を掲げた1957年の創業以来、66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、
17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。

企業を救い、元気にする。私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

  • 創業 66
  • 200 業種
  • 17,000 社以上