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企業のサステナビリティに対する取り組みが重視される中、ノベルティ制作においても「SDGs」の視点を取り入れる動きが広がっています。SDGsグッズは、単なる販促品にとどまらず、企業の姿勢や価値観を明確に伝えるコミュニケーションツールの一つです。
本コラムでは、SDGsの基本的な考え方を整理したうえで、企業がノベルティとしてSDGsグッズを作成するメリット、代表的なカテゴリー、企画時に留意すべきポイントやアイデアを紹介します。
SDGsとは
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年に国連サミットで採択された国際目標です。貧困、教育、ジェンダー、気候変動、資源循環など、さまざまな社会課題の解決を目指す17の目標で構成されています。企業にとってSDGsは、社会貢献活動の一環にとどまらず、事業活動そのものを見直す視点として認識されています。ノベルティ制作においても、素材や製造背景、使用後の環境負荷まで配慮することで、SDGsの考え方を具現化することが可能です。
企業のノベルティグッズとしてSDGsグッズを作成するメリット
企業がSDGsグッズをノベルティとして活用するメリットは、サステナビリティに対する取り組みを"可視化"できる点にあります。Webサイトや報告書で方針を発信するだけでなく、実際に手に取れるグッズとして届けることで、企業の姿勢や価値観をより身近に伝えることができます。
環境や社会に配慮したアイテムは、企業の誠実さや先進性を印象づけやすく、取引先や顧客、求職者など多様なステークホルダーとの接点において好意的な評価を得るきっかけになります。展示会や採用イベント、周年記念などの場面でも、一般的なノベルティとの差別化を図れます。
さらに、SDGsグッズは社内浸透の観点でも有効です。社員向けに配布することで、日常的に企業理念やサステナビリティ方針を意識する機会を創出できます。社外向けの発信だけでなく、社内の理解促進や共感形成にも寄与する点は、大きなメリットといえます。
SDGsグッズのアイデア
SDGsグッズにはさまざまな考え方がありますが、企業のノベルティとして導入しやすいものは大きく3つに分けられます。ここでは、それぞれの特徴とアイデアを紹介します。
(1) リサイクル素材を使ったアイテム
リサイクル素材を使用したアイテムは、SDGsの理念を直感的に伝えやすいグッズといえます。
こうしたアイテムは、「廃棄物の削減」や「資源の有効活用」といったメッセージと親和性が高く、展示会やキャンペーン、記念品など幅広い用途で活用できます。実用性の高いアイテムを選べば、継続的な利用を促しやすく、企業ロゴやメッセージへの接触機会も高まります。
企画時のポイントは、素材の名称だけで終わらせないことです。何を再利用しているのか、どのような環境配慮につながるのかを簡潔に伝えることで、受け手の理解が深まります。台紙や同封カードなどで背景を補足することで、受け手の理解をより深めることができます。
<アイテム例>
・再生PET素材のエコバッグ
・再生紙を使ったノート・メモ帳
・リサイクルコットンの巾着・ポーチ
・廃材や端材を活用したボールペン
・間伐材を活用した木製のグッズ
(2) フェアトレード
素材による環境配慮にとどまらず、人や社会への配慮という観点からも、フェアトレード商品はSDGsグッズに位置づけられます。
➤フェアトレードとは:生産者や労働者と適正な価格で継続的に取引し、生活向上や自立、持続可能な生産活動を支える仕組みのことです。
フェアトレードを訴求する場合は、認証や調達背景を記載した台紙や同封カードなどで背景を補足することでより理解を深めることができます。
<アイテム例>
・フェアトレードコットンのトートバッグ
・フェアトレード素材のタオル
・フェアトレード生地を使ったポーチ
(3) 使用すること自体がSDGsに貢献するアイテム
素材そのものが特別でなくとも、使用することで環境負荷の軽減につながるアイテムもまた、SDGsグッズに該当します。代表的なのが、エコバッグ、タンブラー、マイボトル、カトラリーセットなどです。
これらのアイテムは、レジ袋や使い捨てカップ、使い捨てプラスチックの削減につながるため、受け手にとってもメリットを実感しやすい点が特徴です。日常の中で繰り返し使用されやすく、企業ロゴやブランドメッセージの接触頻度を高められる点でも、ノベルティに適しています。
<アイテム例>
・折りたたみ式エコバッグ
・タンブラー・マイボトル
・カトラリーセット
・繰り返し使える保冷バッグやランチバッグ
さいごに
SDGsグッズは企業の取り組みや価値観をわかりやすく発信することができるノベルティ施策です。リサイクル素材を活用したアイテム、フェアトレード商品、用途そのものが環境配慮につながるアイテムなど、企画の切り口は多岐にわたります。
実用性とストーリー性を兼ね備えたSDGsグッズで、ブランド理解の促進や企業イメージの向上、社内外の共感形成を図り、「持続可能な社会」について考えるきっかけとしてみてはいかがでしょうか。


