周年記念ロゴ制作事例のご紹介
POINT本事例のポイント
- 30年の歴史と企業体制の理解
- 根幹の想いを表現するデザインアウトプット
- "会社の顔"として乖離しないためのレギュレーション
きっかけは、認知拡大を目指すことから
エプソンダイレクト株式会社は、プリンターで有名な「エプソン販売株式会社」の100%出資子会社で、現在はBTOによるインターネット直販を主に行うパソコンメーカーです。
1日で修理、2日で出荷を行うハイスピード対応や、4億通りのBTO、業界でも珍しい最長7年保守など、顧客対応に自信のある体制で、一度使えばリピートに繋がる素晴らしい技術をお持ちです。
しかし、どうしても「エプソン=プリンター」のイメージが強く、エプソンでPCを作っていること自体の認知ができていないため、新規顧客獲得に伸び悩みをされていました。
そこで、コーポレートメッセージの刷新、マーケティングのためのLP制作、WEB運用施策をご検討され、コンペにて中長期目線で提案をした当社を選んでいただきました。
経営コンサルティング会社ならではの考え方や着眼点に共感をいただき、新たに「30周年記念ロゴ」の制作もご依頼いただけたことが本件の始まりです。
企業の想いを体現するデザインをご提案
30周年を迎え、ロゴに表現したい想いとしてお聞きしたことは「サステナブル」と「感謝」。
そのために、エプソンダイレクトのサステナブルな取り組みに対する取材記事なども読み込み、地球環境に対する企業体制をインプットしました。
さらには、前述のLP制作にてヒアリングした、大切にしている企業の信念、お客様のための体制など、常に真摯に取り組まれている企業姿勢もロゴに表現すべきだと感じました。
これらをアウトプットに表現するために、まずは30周年のコピーを開発。
伝えたい想いを凝縮した言葉から、イメージをデザインに落とし込みしました。
ロゴを作る上で大切なことは、「企業として表現すべき想い」と「伝えたいメッセージ」です。これらを整理し、洗練し、ギュッと凝縮した上で、次に形状としてどう表現するかを考え、アイデアを広げていく、という工程を繰り返します。そうして生まれるアウトプットこそが、心に残るロゴになると考えています。
さらにタナベコンサルティングでは、表面的なメッセージだけではなく、企業の根幹の想いからそれらを表現することを大切にしています。
全社員と共に選んだロゴで、"会社の顔"を目指す
制作した8案は、コピーに込めた想いや1つ1つのデザインで表現していることなど、丁寧にご提案させていただき、ご担当者様からは「1つ1つの説明を聞いて、本当にどれも良くて選ぶのが難しい...」とコメントをいただきました。
選定方法として今回エプソンダイレクト様が選んだのは、担当者が勝手に決めてしまうのではなく、全社を巻き込んだ「社内投票」です。その結果、社員それぞれの意見や会話が生まれて、楽しんで選定することが出来たそうです。
会社の顔となるロゴですので、全社員を巻き込み、全員の総意として答えを出すことも、社員と会社の想いを繋げる事例となりました。
最後のご納品は、ロゴデータだけではなくロゴ使用に関するルールをまとめたレギュレーションも合わせてお作りしてお渡ししています。ロゴを正しくご使用いただくことで、ブランドイメージが乖離することを防ぐことができるからです。前述でも記載しましたが、ロゴは会社の顔となります。違った顔で異なる印象付けにならないよう努めています。
タナベコンサルティングでは、周年ロゴだけでなく、コーポレートロゴや事業商品ロゴなど、様々なロゴ制作もご支援いたします。経営コンサルティング会社ならではの視点でご提案をさせていただきますので、ぜひご相談ください。
COMPANY会社プロフィール
エプソンダイレクト株式会社
[ 所在地 ] 長野県塩尻市大門八番町1-2
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 一杉 卓志
- 従業員数
- 約170名(2023年4月時点)