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SNSは、今や誰もが日常的に利用する存在です。エンドユーザーのSNSへの感度も高まっている中、SNSを効果的にマーケティング活用している企業の事例を紹介します。
ユーザーの「知りたい・役立つ」情報を発信するSNSマーケティング
自社の商品紹介を発信するだけではない!「役立つメディア」
「ファミリア(familiar)」公式Instagram
「ファミリア(familiar)」公式Instagramの事例をご紹介します。
兵庫県神戸市に本社を置く「ファミリア(familiar)」は、「子どものためにより良いものを」をコンセプトに、高品質な素材、上品で機能的なデザインが特長的な日本のプレミアム子供服ブランドです。
公式Instagramは38.9万人(2026年2月現在)のフォロワーを擁し、ほぼ毎日ストーリーまたは投稿、不定期で商品紹介のライブ配信も行っています。
商品の紹介投稿が多く、特に新商品発表時にはフォロワーの反応が最大化しますが、並行してユーザーが求める「知りたい」「役立つ」情報の発信も定期的に行っています。「出産準備チェックリスト」や「入院バッグに何を入れるか」といったテーマなどサポートサービス「for the first 1000 days」として、妊娠してから出産までの約270 daysと、赤ちゃんが生まれてから、2歳の誕生日を迎えるまでの約730 daysを合わせた1000 daysを大切にするというコンセプトで子育て世代の「知りたい・役立つ」情報を発信しています。自社の商品紹介だけではなく「役立つメディア」として新規ファンの獲得につなげているSNSマーケティングの事例です。
自社商品に関する投稿を通じて認知してもらうことがSNSで情報発信を行う目的の一つですが、商品そのものだけではなく、自社商品のターゲットユーザーが求める「知りたい」「役立つ」情報を発信し、ユーザーから「いいね」やシェア、保存を獲得することで、エンゲージメント率の向上が図れます。エンゲージメントが上がると、「質の高いコンテンツ」と認識され、発見タブ(おすすめ)における表示の優先度が高まり、フォロワー以外のユーザーに投稿が届きやすくなり、新規フォロワーの獲得につながります。
※出典:「ファミリア(familiar)」公式Instagram
「コクヨのぶんぐ」公式Instagram
「コクヨのぶんぐ」公式SNSでの事例を紹介します。
大阪府に本社を置く「コクヨ(KOKUYO)」は、「好奇心を人生に」をコーポレートメッセージとして掲げ、学ぶ・働く・暮らすといった多様なシーンに合わせて、心地よさ、わくわく感、そして利便性を提供し、使う人の時間を豊かにする文具を展開しています。
公式Instagramは15.5万人(2026年2月現在)にフォローされており、大手文具メーカーの中でも人気を博しているアカウントです。
投稿の多くはコクヨの商品を紹介する内容ですが、その一方で、ユーザーが求める「知りたい」「役立つ」情報の発信も定期的に行っています。「テスト2週間前におすすめのモチベーションの上げ方」や「テスト前に焦らない!授業メモの取り方」「テスト前に焦らない!プリント整理術」などフォロワーに聞いた勉強に関する困りごとをコクヨの商品を活用しながら、コクヨのこれまでの知見を活かした「文具×メソッド」の学び方のアイデアや解決策を提案しています。自社の商品紹介にとどまらず、「役立つメディア」として新規ファンの獲得につながっているSNSマーケティング事例です。
この事例も商品そのものだけではなく、自社商品に関連し、ユーザーが求める「知りたい」「役立つ」情報を発信することで、宣伝色を抑えながら、ユーザーの日常に自然に溶け込むことができています。また、ユーザーとのコミュニケーション(いいねやコメント)から得た反応を投稿内容に反映し、アカウントを運用することで長期的なファンづくりにつながります。
最後に
自社商品の認知拡大を目的に、SNSを活用する企業が増加しています。成功の鍵は、単なる商品情報の発信にとどまらず、ユーザーが「知りたい」「役立つ」と感じる情報も併せて提供することです。これにより、ユーザーの日常に無理なく溶け込んだアプローチが可能になります。結果として、企業や商品のファンを獲得する自然なプロモーションへとつながります。
プロモーション施策の一つとして、今後のSNS活用に取り入れてみてはいかがでしょうか。


