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「マーケティング活動」と聞いて何を思い浮かべますか。
ペルソナ設計・DM・SNS・サンプリング・ノベルティ...、インターネットで検索すると、上記のような「施策キーワード」がよく目につきます。しかし売上を伸ばす企業は、施策を点で打つマーケティングではなく、設計段階から浮かび上がった取るべき施策を行うことで、マーケティングの精度を高めています。本コラムでは、成功企業のマーケティングの考え方の特徴を解説します。
アジェンダ
1. 美容業界を取り巻く環境
2. 売上を伸ばしている企業の特徴
3. まとめ
1. 美容業界を取り巻く環境
まずは現在の美容業界の市場環境をまとめます。大きく2つのトピックに分けられます。
①参入企業、新興企業の増加に伴う顧客の争奪戦
2021年から2024年で、アジアンコスメの日本への輸出金額は約1.7倍になったというデータが出ています。また、美容家電メーカーが化粧品市場に台頭しており、新たなライバル企業が増えつつあります。一方で日本の人口減少が進みつつあり、年々顧客を取り合う構造になっています。
②美容関心層の増大による市場拡大
メンズメイクの流行、女性の美容に費やす金額の上昇により、美容市場は拡大しています。特に20代男性の4人に1人はメイクアップ製品の購入経験があるというデータもあり、今後ますますの発展が予想されます。
人口減少により顧客数は今後減ることが予想されますが、その分個人単価は上がる見込みです。多種多様なライバル企業から一歩抜きん出るマーケティング活動が必要不可欠です。
2. 売上を伸ばしている企業の特徴
美容業界トレンドを踏まえ、今なお成功している企業の特徴をまとめます。
①徹底的な市場リサーチ
業界トレンド、市場成長状況などのデータを用いて、市場を正しく認識します。どのブランドを強化し、どのブランドを抑えるか、事業の選択と集中を行う判断軸となります。
②自社のブランドベネフィットの再定義
他社製品を含めた4P分析や自社製品ユーザーの定量的・定性的なデータから、自社ブランドにしか出せない本質的価値を洗い出します。商品開発を行う企業の場合、商品力(機能性)に着目しがちですが、「利用者が商品を使ったときにどのような感情になるか」という情緒面の価値の見直しも重要です。
③ターゲット層の明確化
①②から狙うべきターゲットが浮かび上がります。属性だけでなく、ライフスタイルや家族構成、日常の悩みなど、人物像を明確にします。
①〜③を順序正しく行うことで、自ずと自社に必要なマーケティング施策が浮かび上がるはずです。自社ブランドを取り巻く環境と提供できる価値を把握し、刺さる層に確実に届ける取り組みにより、LTVが安定して高まり、ファン化へとつながります。
3. まとめ
現在、顧客視点では、選べる企業やブランドの選択肢が非常に多く、ブランドスイッチへのハードルが低い状況です。一度つかんだ顧客を手放さないための取り組み(ファン化)が必要です。
タナベコンサルティングでは、企業の課題に合わせたマーケティング支援コンサルティングを提供しております。マーケティング活動に課題を感じている方は、お気軽にご相談ください。


