事業承継とは
事業承継とは、会社の理念・資産・経営権や経営ノウハウなど事業に関わる一切を次世代へ継承し、受け渡すことを指す。
2000年代には経営者年齢のボリュームゾーンが50~54歳であったが、現在では60~74歳と高齢化が加速してきた社会トレンドを背景に事業承継に関する関心が年々高まっている。
代表的な事業承継手法として、
⑴親族内承継 : 親族内の後継者に承継すること
⑵社員承継 : 社員を後継者として承継すること
⑶第三者承継 : M&Aによる株式譲渡などによって第三者を後継者として承継すること
の3つが挙げられ、会社存続に最も有効な手段を選択・実行することが求められる。
タナベコンサルティングでは、「事業を成功させて50点、事業承継を成功させて100点」の価値観を提唱しており、会社・社員の持続的発展を踏まえて検討していくことを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
ゼネラルパートナー三瓶 怜
ホテル運営会社にて、事業戦略の策定・ 収益改革・人材育成・業務改善などホテル運営の実務全般を経験後、当社へ入社。現在は人事制度の構築をはじめ、教育体系の立案や現場から幹部層を対象に各種研修の企画など、各企業の実情を踏まえ“人”に関する、多面的要素から戦略人事コンサルティングを行っている。「人の成長なくして組織の成長なし」が信条。
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