役職基準とは
役職基準とは、組織の立場や序列に応じた役割を明文化したものであり、役職に応じた責任範囲の大きさを示している。役割を定義する上で以下の3つの視点が考えられる。①成果:求める成果(KGI・KPI)の責任範囲を示す。②組織運営:所属する組織に対するマネジメントの責任範囲を示す。③人材育成:所属する組織の人材の成長度合いや育成に対する責任範囲を示す。
タナベコンサルティングでは、人事フレームにて示される等級と役職の関係を軸にそれぞれ等級基準と役職基準を整え、各定義を明確にした上で評価項目を設計することを推奨している。
※等級基準については、用語集「等級基準」を参照
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山中 惠介
総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。