人事・経営用語集
等級基準とは
等級基準とは、人事フレーム(等級制度)における、各等級ごとのあるべき姿である。能力、職務、役割などの切り口で、会社から期待することをより具体化させることが多い。
この基準は、職種や部署などの観点も加え、より詳細に示すこともあり、詳細があることで、評価者・被評価者ともに、何を目指すべきで、何を評価するのかが分かりやすくなるメリットがある。
一方で、細部まで詳細を示すと、設定内容のメンテナンス頻度が上がり業務を煩雑化させてしまうリスクが出るため、自社のメンテナンスに割けるマンパワーを考慮しながら可能な限り分かりやすく示す必要がある。