住宅手当とは
住宅手当とは、社員の住居に関する負担に対する補助として、会社が支給する非労務手当の一つである。
住宅手当は福利厚生の一つであることから支給条件は各社各様であり、住んでいるエリア、年齢・勤続年数、等級・資格・役職、賃貸物件か持ち家かなどの条件に基づき金額や支給の有無を定めているケースが多い。近年は生活様式の変化、ダイバーシティ、同一労働・同一賃金の観点から左記にあげる一定の条件により手当を支給するということが社員間に不公平感を生み出すため、住宅手当の見直しを行うケースが増えている。
タナべコンサルティングでは、住宅手当を一括りにして世の中の流れに合わせて改廃するのではなく、自社の賃金制度のコンセプトを明らかにし、
手当の支給条件や金額などを踏まえ、見直しを行うことを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山中 惠介
総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。