OFFJT(教育体系)とは
OFFJTとは、Off the Job Trainingの略語であり、職場を離れた場所での研修や学習全般を指す。
業務遂行する上で必要な知識やスキルを座学やe-ラーニングで学ぶ教育方法である。OJT(On the Job Training)が実際に実務をしながら学ぶ体験学習の部類であるのに対し、
OFFJTは基礎的な考え方や体系的な理論を学ぶアカデミックな研修の部類となる。昨今では、コンプライアンス、ハラスメントなどを学ぶ際によく活用される。
企業におけるOFFJTも見直しされることが多く、かつてのOFFJTとは講義が聴けることが一つの目的であったのに対し、最近は集まってまで講義を聴くより、そういったものは事前学習として動画で視聴したうえで、当日はディスカッションなどの時間に充てるなど、ブレンドラーニングの考え方を盛り込んだOFFJTを企画・実装する企業が増えている。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
ゼネラルパートナー西村 直人
「人は変わる、変えられる」を信条に人事制度構築や人材育成の仕組みづくりなど、人事全般のコンサルティング活動を展開中。また、人材育成面では、経営者から新入社員までのプログラムの設計から運営で幅広く活躍、特に、幹部~若手クラスの人材育成のノウハウには定評がある。