人事・経営用語集

ファストトラックとは

ファストトラックとは、人材育成に関する用語であり、入社早期から将来の幹部候補者を選抜・抜擢し、特別なキャリアパスを設ける仕組みのこと。
主な目的は、ビジネス環境が目まぐるしく変化する中で、出来るだけ早い段階から必要な経験を積ませることで成長スピードを速め、早期育成することにある。
また、当人に早くから経営幹部候補であることを意識させることは、モチベーションを向上させ、高いパフォーマンスも期待することができる。
ファストトラックでは、タフ・アサインメント等を通して、未経験の領域や次元の異なる業務を経験させることになる。そのため、実績だけでなくポテンシャルを正確に捉えて、見極めることが重要になるといえる。
タナべコンサルティングでは、サクセッションプランを定めるとともに、適切な質・量・時期でファストトラックを踏まえた階層別・選抜型教育の実施を推奨している。

この用語解説をしたコンサルタント

村田 幸人

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー

村田 幸人

人事制度再構築(調査、分析、制度構築、運用支援等)コンサルティングや、幹部人材育成等の階層別研修、考課者・被考課者研修等の集合研修を行う。製造業、卸売業、物流業を中心に、上場企業から中堅中小企業まで「クライアントサクセス」を求め、人的資本経営を支援している。

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