PMVVとは
PMVV(パーパス・ミッション・ビジョン・バリュー)とは、「Purpose(パーパス)」、「Mission(ミッション)」、「Vision(ビジョン)」、「Value(バリュー)」の頭文字をとった言葉である。
タナベコンサルティングでは、パーパス(Purpose)をSDGsやESGの観点を踏まえ、自社の存在意義・存在価値を「事業を通じて世界(社会)の持続的成長にどのように貢献するか」=「貢献価値」として定義している。
また、パーパスを基軸としたミッション(Mission)を企業・組織が果たすべき使命(ミッション)として定義している。
次に、ビジョン(Vision)とは、企業・組織の理想像、中長期的な目標を表現する言葉であり、ミッションを実現するために、企業・組織はどのような状態を目指すべきか、どのような志であるべきかを明文化することが多い。
最後に、バリュー(Value)とは、ミッションやビジョンを達成するための具体的な行動指針・行動基準を表現する言葉である。
企業・組織に属する構成員の行動や判断の基準となる価値観を明文化されることが多い。
参考までに、ミッションステートメント、フィロソフィー、スローガン、クレド、コアバリューなど、他の言葉で似た意味を表現する企業もある。同様に、経営理念や社訓を同義で表現する企業も存在する。
タナベコンサルティングでは、PMVVと整合性の取り、各種人事施策の設計へ落とし込んでいくことを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング
コンサルタント稲垣 咲香
人事制度再構築コンサルティングや若手・新入社員向けのセミナーなど組織文化の構築をはじめ働きやすい職場環境に寄与できるコンサルティングに従事している。「クライアントに徹底的に伴走する」をモットーとしている。