スキルベース組織とは
スキルベース組織とは、メンバー一人ひとりのスキル(実務能力・コンピテンシー)を軸に、組織を編成する考え方を指す。
職務(ジョブ)をタスク(実務)ベースまで細分化し、各人が保有するスキルに対して、適切な役割(職務やプロジェクト)へ割り当てていくフローが主となる。
慢性的な人材不足や、経済環境の複雑化は今後も加速することが予測できるため、業務対応範囲が限定的になりやすいジョブの発想からスキルへの発想転換が求められる。
タナベコンサルティングでは、職能・職務(ジョブ)・役割・スキルを各社に最適な形で組み合わせながら、人事制度(等級制度)の再構築と向き合うことを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部 エグゼクティブパートナー浜西 健太
「誰もが幸せに働ける会社を生涯かけて追求する」をポリシーに、組織・人事に関するプロフェッショナルとして多くのコンサルティングを展開。 特に、経営者へのコーチングが高い評価を得ている。 クライアントのステージに合わせた人事制度設計および組織開発を通して、エンゲージメント向上と売上倍増へと導いた経験を多く持つ。