事業部制組織とは
事業部制組織とは、事業の独立採算を優先した組織スタイルであり、組織単位は製品別と地域別などがある。
製品別であれば「パソコン、AV、家電」などで分かれており、互いに競合しない複数の製品群を所有しているケースに適している。
メリットは独立採算で事業部を会社のように運営できる点にある。デメリットはややもすると事業部間で重複商品・機能が発生する可能性がある。
地域別であれば同一製品で地域戦略を中心に事業展開をしているメーカーや商社に多く、「西日本、東日本などのブロック別事業部」である。製品別と同様にエリア間の連携による全社的相乗効果が発揮しにくい特徴を持つ。実際は製品別・地域別との混合組織も多い。
タナベコンサルティングでも「ストラテジー・ファイナンス・HR」など事業部別に分かれているが、チームコンサルティングとして各専門分野が連携して企業の課題解決を行っており、互いの専門性を活かすことで価値の最大化を生み出している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント柴田 貴也
大手人材派遣会社にて採用支援・人材育成事業に従事。その後新規事業の立ち上げで飲食・宿泊事業の責任者として従事した後、当社へ入社。「社員がイキイキと働き、主体的に取り組む組織作り」を信条のもと、戦略的な人事コンサルティングを行っている。
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