人材マネジメントシステムとは
人材マネジメントとは、企業のビジョンや中期経営計画(あるいは単年度計画)達成にむけた人的資源の活用を行い、組織力と人材力最大化に向けた仕組みの総称である。
中期経営計画を支える経営戦略の一つとして、中期の組織・人事戦略がある。中期の経営戦略実現のためには、具体的に目指すべき組織を設計し、それに伴う人員配置、それにかかる経費の総人件費計画の策定が必須である。また、組織・人事戦略を推進していくためには、採用、育成、活躍、定着の各プロセスを回すことが必要であり、そのプロセスを支える仕組みとして、評価や賃金を含めた人事制度、また福利厚生制度などの非金銭的な仕組み(トータルリワード)などの効果的な運用を図ることも必要である。
この用語解説をしたコンサルタント

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
エグゼクティブパートナー松本 宗家
東証一部上場の商社にて建設資材の販売、施工管理担当後、コンサルティングファームを経て、当社へ入社。ナンバーワンブランド研究会、戦略人事研究会の立ち上げに従事。クライアントの立場になって本気で現場優先のコンサルティングを実践している。企業はヒトなりの理念のもと「経営の視点から人事を診る」ことで人事を経営の根幹として体系的に構築することを得意とする。専門分野は、人事領域全般であり、組織戦略、トータル人事システム構築、人材開発プログラム構築(社内アカデミー構築支援)など。中小企業診断士。
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