人事考課とは
人事考課とは、人事評価制度に基づき社員を評価することである。
その目的としては、賃金や昇降格などの処遇を決めるためだけのものではなく、企業の理念・ビジョン・戦略の実現に向けた人材育成の面も有している。
人事考課は多くの企業で行われているが、制度を逸脱した運用をされている企業は決して珍しくない。制度2割、運用8割と言われるように、人事考課のポイントとしては、制度どおりに正しく運用することである。
正しく運用されない原因の一つとして、考課者の知識不足・能力不足が挙げられる。十分に訓練を受けないまま考課者として人事考課を行わなければいけないケースは多々あるだろう。
タナベコンサルティングでは、考課者研修の実施等、考課に必要な要素を社員が身に着けられる機会を提供することを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント山本 幸生
人材業界にて、製薬・食品・化学業界から公的機関・大学まで、約100社の採用課題の解決支援を行う。また、マネジャーとして、業務オペレーション改革を実施したのち、当社に入社。「社員全員が満足して働ける会社づくり」を信条に、企業成長と社員満足度向上の両立を目指したコンサルティングを行う。
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