段階評価とは
段階評価とは、数段階に分けた評価段階にて個人の評価を行うことである。具体的に(1)4段階評価 (2)5段階評価などが挙げられる。
(1)4段階評価
4段階に分けて評価すること。(例 4段階評価 「4.良い 3.少し良い 2.少し悪い 1.悪い」など)
①メリット:中心となる評価段階が無いため、良し悪しを明確にすることができる
②デメリット:良し悪しを明確にするため、評価者の評価スキルがシビアに求められる
(2)5段階評価
5段階に分けて評価すること。(例 5段階評価 「5 .良い 4.少し良い 3.普通 2少し悪い 1.悪い」など)
①メリット:一般的に使われる段階数であり、評価が行いやすい
②デメリット:中央化傾向が発生しやすく、評価が「3」に集中しやすい
なお、段階数が多くなればなるほど各評価ごとの違いが不明確になることが懸念されるため、3~7段階評価で設計している企業が多い。
タナベコンサルティングでは、各評価段階の特徴と企業風土を踏まえたうえで、適切な段階評価を行うことを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
アソシエイト井戸 健介
MVV策定・中期経営計画など経営戦略に基づいた人事制度の構築支援、中堅企業への企業内大学設立を行う。「愛をもって支える」をモットーに信頼されるコンサルタントを目指し、日々業務に励んでいる。