カルチャーフィットとは
カルチャーフィットとは、企業それぞれの文化に人材が馴染めている状態を指す言葉である。近い考え方で、スキルフィットという言葉があるが、これは持ち合わせる業務スキルがその企業の業務にフィットし、高い成果を上げることが期待できる状態を指すものである。どちらか一方だけではなく、両方のフィットがあることで、その人材が高い確率で活躍できる状態になる。
採用時の見極めでは、複数の面接官・社員と会うことでお互いの価値観を確認することや複数日のインターンシップで一緒に過ごす時間を長くとることで、ミスマッチを低減できる。
入社時での確認だけでなく、入社後も定点で確認し、必要に応じてフィットの度合いを高める機会は設けるべきである。フィットの度合いを常に向上させていく認識で取り組んでいただきたい。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー立入 俊介
総合人材サービス会社にて、大手~中堅中小企業の新卒採用・人材育成支援に従事し、プレイングマネジャーとして組織マネジメントを担い、社内外両面の組織改革の経験後、当社へ入社。採用領域での知見を活かし、「社員が活き活きと働き、周囲に薦めたくなる組織作り」の信条のもと、顧客の理念・ビジョン・企業風土・採用競争力・制度設計・グループ人事まで、多面的要素から戦略的な人事コンサルティングを行っている。
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