人事・経営用語集

エンプロイーブランディングとは

エンプロイーブランディングとは、企業のブランド戦略の1つであり、自社の魅力を高め、優秀な人材を引き付け、維持するための戦略である。
主には、企業文化や価値観、働く環境、キャリア成長の機会、福利厚生等を通じた従業員体験(EX)を広く示す概念である。

これらにより、組織エンゲージメントを向上させるとともに、社員がポジティブな自社の評判を広めることで外部からの評価も高まることが期待できる。
エンプロイーブランディングは、単なる採用戦略やオンボーディング戦略に留まらず、経営戦略と連動した重要な人事戦略の取り組みとして位置づけられる。
エンプロイーブランディングの成功のポイントは、個々に独立した施策で終わらせず、経営戦略やPMVVに基づき、全社で連携して社内外に進めることである。
タナベコンサルティングでは、EXM(従業員体験価値マネジメント)を前提に採用戦略・オンボーディング戦略・人事戦略を組み上げていくことを推奨している。

この用語解説をしたコンサルタント

村田 幸人

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー

村田 幸人

人事制度再構築(調査、分析、制度構築、運用支援等)コンサルティングや、幹部人材育成等の階層別研修、考課者・被考課者研修等の集合研修を行う。製造業、卸売業、物流業を中心に、上場企業から中堅中小企業まで「クライアントサクセス」を求め、人的資本経営を支援している。

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