ウォーターフォール型組織とは
ウォーターフォール型組織とは、組織上の業務フローが上流工程から下流工程へと順に進行する組織構造を指す。
例えば、製造業や建設業では予め綿密な計画・工程が定められており、ある工程を完了しないと次には進まない。
この考え方を組織に落とし込み、部門ごとの役割分担を工程ごとに明確にしたのが特徴である。
尚、反対の考え方として「アジャイル型組織」が存在する。
ウォーターフォール型組織のメリットは、計画・マイルストーンに従って一つひとつの工程を進行をするため、スケジュール管理が容易であり、かつ品質担保が行いやすい。
一方でデメリットは、同時並行での工程進行ができないため、スピード感に欠け、かつ担当範囲以外の仕事がブラックボックス化してしまうことで、環境変化の対応に乏しい点である。
タナベコンサルティングでは、中長期における我が社の事業戦略を明確にし、事業戦略を実行する上での最適な組織構造へと変化させることを提唱している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
ゼネラルパートナー三瓶 怜
ホテル運営会社にて、事業戦略の策定・ 収益改革・人材育成・業務改善などホテル運営の実務全般を経験後、当社へ入社。現在は人事制度の構築をはじめ、教育体系の立案や現場から幹部層を対象に各種研修の企画など、各企業の実情を踏まえ“人”に関する、多面的要素から戦略人事コンサルティングを行っている。「人の成長なくして組織の成長なし」が信条。
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