人事・経営用語集

傾聴とは

傾聴とは、コミュニケーションスキルの1つであり、相手の立場に立って共感しながら理解する方法である。
特にコーチングやカウンセリングで用いられる。
人事領域では、育成面談等で用いられることが多く、主な効果として下記がある。

1.信頼関係の構築
自分の話を真剣に聞いてもらえると感じることで安心感が生まれ、信頼関係を築きやすい
2.自己理解の促進
部下は自分の考えや感情を整理することで自己理解が深まり、問題の本質や解決策が見える
3.目標達成のサポート
部下は自身の目標を具体的に言語化でき、上司はサポートする点が明確になる
4.エンパワーメント
部下が自分の意見や感情が尊重されることで自己信頼を強化したり、より自主的に行動する

タナベコンサルティングでは、マネジメント層に求めらられるスキルと考え、部下育成における「成長面談」や、人事考課等の「考課のフィードバック」のスキルアップ研修で傾聴の重要性を伝えている。
また、社員のエンゲージメント向上や離職防止においてもその重要性が高いと考える。

この用語解説をしたコンサルタント

村田 幸人

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー

村田 幸人

人事制度再構築(調査、分析、制度構築、運用支援等)コンサルティングや、幹部人材育成等の階層別研修、考課者・被考課者研修等の集合研修を行う。製造業、卸売業、物流業を中心に、上場企業から中堅中小企業まで「クライアントサクセス」を求め、人的資本経営を支援している。

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