執行役員とは
執行役員とは取締役が決定した事業方針に従って業務を遂行する事業運営の責任者のことであり、会社が任意で定めている役職名である。
"役員"がついているものの会社法上の役員には含まず運用するケースが多く、執行役員に求める役割は会社で定めることが出来るため職務や責任範囲は様々である。
執行役員の契約形態は業務委託関係にある「委任型」、会社と雇用関係にある「雇用型」に分類される。
それぞれの契約形態により、雇用の保証有無、給料の決め方、勤怠管理の有無などについても異なる。
執行役員を設置する場合、タナベコンサルティングでは、まずは業務執行責任と経営責任を切り分け、あるべき執行役員の姿を明確にした上で検討することを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山中 惠介
総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。
関連ウェビナー