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期末誤差とは

期末誤差とは、評価タイミング直前である期末の態度・行動や成果に強く影響されて評価してしまう評価エラーの一つである。
例えば評価期間が4月から翌3月末までの場合、4月に上げた実績よりも評価時期に近い3月の実績の方が評価者の記憶に残りやすく、高評価につながりやすい。
一方で評価の直前に大きなミスを犯してしまい、その印象が評価期間全体として悪影響を及ぼしてしまうこともある。
また期末評価が常態化していると部下に捉えられた場合、「3月に成果を出した方が得」、「上期中に成果を出すことは損」など、業績への悪影響も考えられるため注意が必要である。
タナベコンサルティングでは、日頃から被評価者をよく観察すること、月次・四半期・半期面談など定期的に状況を確認・定量的に記録するなど、「記憶」に頼らないマネジメントを推奨している。

ABOUT TANABE CONSULTINGタナベコンサルティンググループとは

タナベコンサルティンググループは「日本には企業を救う仕事が必要だ」という志を掲げた1957年の創業以来
66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。
企業を救い、元気にする。私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

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