評価エラー(考課エラー)とは
評価(考課)エラーとは、主に心理的な要因により、正しい人事評価が行われないことを指す。
本来、人事評価のあるべき姿としては、評価者の性質に左右されず、誰が評価を行った場合においても同様の評価結果となることが望ましい。
しかし、人事評価は人の手で行われるものであるため、現実には評価結果に偏りが生じてしまうケースがある。
評価エラーが発生した場合、会社・上司・人事制度に対する信頼の低下や、モチベーションの低下につながる可能性があるため、極力評価エラーが発生しないよう対策を講じる必要がある。
タナベコンサルティングでは、評価者研修の実施を通して、発生しやすい評価エラーや間違いだらけの評価方法をレクチャーし、人事評価の精度を高めるサポートを行っている。
<代表的な評価エラー>
ハロー効果、中心化傾向、寛大化傾向、対比誤差、期末誤差 など
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント山本 幸生
人材業界にて、製薬・食品・化学業界から公的機関・大学まで、約100社の採用課題の解決支援を行う。また、マネジャーとして、業務オペレーション改革を実施したのち、当社に入社。「社員全員が満足して働ける会社づくり」を信条に、企業成長と社員満足度向上の両立を目指したコンサルティングを行う。
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