ワークモチベーションとは
ワークモチベーションとは、仕事に対する意欲や熱意の程度を指す。ワークモチベーションが高い人材は、困難な状況・タスクにも前向きに取り組めることから、更なるスキルアップや会社エンゲージメントの向上にも繋がりやすい。そのため、企業は積極的に観測・促進していくべき要素である。社員のワークモチベーションについて実態把握を行う際の着眼点としては、「仕事への意欲は高いか」「業務の意義、重要性を理解しているか」「職場環境において満足しているか」が挙げられる。
ワークモチベーションの向上を促すためには、社員の「自社で働く意義への共感」と「仕事そのものへの熱量」の両方を高める必要があるため、企業の打ち手としては
①自社の貢献価値(パーパス)を浸透させること
②組織や個人に対して"貢献価値に連関する、少し難度の高い目標"を持たせること
③その成果に対しては、都度適切かつ真摯なフィードバックを行うこと
が重要となる。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山口 莉乃
企業の持続的成長を支えるコンサルタントとして、業界・企業特性に即した次世代幹部育成、SDGs実装、組織風土改革支援などを多面的にサポート。特に、SDGsに共感する中堅・中小企業の輪を広げるため、SDGs・ESG経営研究会の企画・立上げを担い、多くの企業のSDGs実装支援に携わっている。また、製造業・建設業・サービス業を中心に研修・講演を数多く手掛け、次世代幹部・若手リーダーのキャリア開発・モチベーションアップに繋げる実績に、高い評価を受けている。
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