コアコンピタンスとは
コアコンピタンス( Core competence )とは、英ロンドン・ビジネススクールのゲイリー・ハメル客員教授と米ミシガン大学ビジネススクールのコインバトール・プラハラード教授が提唱した概念で、直訳すると「核心能力」や「得意とする分野」を意味し、企業活動において中核となる強みのことをいう。
具体的には、他社がまねできない、かつ他のドメイン(領域)にも応用可能な独自のスキルや技術、能力を指す。
ただ、自社のコアコンピタンス(真の強み)を正確に認識できている経営者・社員は少なく、タナベコンサルティングでは、まず以下の5つの切り口からビジネスモデルを理解することから始めていただくことを推奨している。
1.ターゲット:コアな顧客は誰か(どのような層か)
2.提供価値:提供する商品・サービスによって顧客のどのような課題解決に繋がっているのか
3.顧客接点:顧客とのコミュニケーション機会はどのようなものがあるか(リアル・WEB)
4.バリューチェーン:自社のどのプロセス(活動・工程)で高い付加価値を生み出しているか
5.収益モデル:誰からどんな形で収益を得ているか
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山中 惠介
総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。
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