企業内大学(アカデミー)とは
アカデミーとは、企業内大学とも呼び、社員のためのオリジナルの学習システム(学校のような仕組み)を指す。
自社の考え方や方針を浸透させ、あるべき人材像に向けて社員を育成するための仕組みであり、ただの"教育"ではなく、経営システムの1つとして位置づけた学びのプラットフォームである。
構築のメリットとしては、各企業の企業内大学(アカデミー)設立の目的にもよるが、大きく下記3点が考えられる。
①これまで言語化されていなかった技術やノウハウを講義とすることで、人材育成の均一化・効率化・スピード化が可能となる
②講師は社員が務めることで、技術継承や人材発掘につながる
③動画コンテンツとリアルでの研修を組み合わせることで、「いつでもどこでも何度でも」学べる仕組みとする
タナベコンサルティングでは、約130社以上の企業内大学設立支援アカデミーコンサルティングを行っており、自社内でも企業内大学(アカデミー)を実施している。
現場頼りの人材育成ではなく、仕組みとしての学びを提供することを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー西 瑞穂
社員にとって働きやすい組織、長く働き、貢献できる組織づくりをテーマに、多くの中堅中小企業向けの人事制度構築や教育制度構築に携わる。フレッシュな発想とナラティブな行動力でコンサルティングプロジェクトに取り組んでいる。また、セミナー・研修での指導・コーディネーターを通じ中堅・若手・新入社員の成長を支援している。
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