人事・経営用語集

考課者研修とは

考課者研修とは、人事考課を担当する社員が制度への理解を深め、公平公正な考課スキルを習得することを目的とした研修を指す。
主なプログラムとして、

①目標設定の正しい理解と適切な運用手法
②対象者の具体的な成果・行動に基づいた正しい人事考課の手法
③被考課者の育成・教育に繋がる効果的なフィードバック手法

の三本柱で構成されるケースが多い。
人事考課は給与・賞与・配置などの処遇に対する査定が主たる目的であると捉えられる傾向にある。
しかしながら人事考課の本質的な意義を考えると、経営理念・目標の実現のために考課者が被考課者の能力開発を支援し、人材価値・企業価値の双方を高めるためのマネジメントシステムであると言える。
タナベコンサルティングでは、定期的な考課者研修の実施による組織力強化に繋げていただくことを推奨している。

この用語解説をしたコンサルタント

三瓶 怜

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
ゼネラルパートナー

三瓶 怜

ホテル運営会社にて、事業戦略の策定・ 収益改革・人材育成・業務改善などホテル運営の実務全般を経験後、当社へ入社。現在は人事制度の構築をはじめ、教育体系の立案や現場から幹部層を対象に各種研修の企画など、各企業の実情を踏まえ“人”に関する、多面的要素から戦略人事コンサルティングを行っている。「人の成長なくして組織の成長なし」が信条。

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68年間で大企業から中堅企業まで約200業種、18,900社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。
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