タレントプールとは
タレントプールとは、あるタイミングで入社に至らなかった求職者と継続的に繋がっておき、然るべきタイミングでいつでも声掛けができるような良質な人材データベース、もしくはそれを形成しておくことを指す。毎回の応募活動ごとに募集者を0から集めるのは非常に負荷が大きく、質のバラつきが出やすい。
そこで、何らかの理由で入社とならなかった(その時点では僅かに合格ラインに届いていないが将来性はある、別事情で他社を選択したなど)人材と継続的に繋がっておくことで、いざ採用活動を行う際に、一定の条件以上である人材の確保に向けすぐさま行動でき、採用コストも低く抑えられる可能性が高いというわけである。
メルマガ・SNS・イベント等で定期的にコミュニケーションを取り、アクティブなデータベースとして維持できるようにしておくことが運用上のポイントとなる。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー立入 俊介
総合人材サービス会社にて、大手~中堅中小企業の新卒採用・人材育成支援に従事し、プレイングマネジャーとして組織マネジメントを担い、社内外両面の組織改革の経験後、当社へ入社。採用領域での知見を活かし、「社員が活き活きと働き、周囲に薦めたくなる組織作り」の信条のもと、顧客の理念・ビジョン・企業風土・採用競争力・制度設計・グループ人事まで、多面的要素から戦略的な人事コンサルティングを行っている。