DX人材とは
「DX人材」とは、DX(DigitalTransformation)を推進・実行する人材を指す。
DXに取り組む目的は単なるデジタル化ではなく、ビジネスモデルや企業文化・風土の変革を通じた企業の競争優位性を生むことであるため、デジタルに精通している人材のみを集めてもDXは進展しない。
DX人材にはデジタルにおける専門知識に加え、自社の戦略や経営、市場環境を理解しており、かつプロジェクトリーダーとしてのコミュニケーション力・マネジメント力を備えていることが求められている。
さらには、デジタル技術でどのように課題を解決し、どのように変革を起こしていくのかを構想する力、また実現に向けて行動できるイノベーティブな思考を持った人材が、DXを推進し企業の成長発展に寄与する人材だといえる。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
ゼネラルパートナー藤田 奈緒
人事制度や教育制度の構築支援、セミナー講師・運営など、人材育成の現場に幅広く携わる。 階層別・テーマ別の教育カリキュラム策定から企業内講師育成・研修運用までを支援し、中堅・中小企業の人材育成内製化を実現した経験を多数持つ。人材育成(アカデミー)研究会のサブリーダーを務め、「業績に直結する教育の効果的な運用」を研究中。
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