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在職老齢年金とは

在職老齢年金とは、60歳以降に在職(厚生年金保険に加入)しながら受ける老齢厚生年金のことを指す。
賃金(月給・賞与の1か月分)と在職老齢年金額(月額)に応じて年金額の一部または全部が支給停止される場合がある。
賃金と年金額の合計額が支給調整額を超える場合、超えた金額の半分が年金額より支給停止される。(ただし、老齢基礎年金は全額支給される)
支給調整額は2023年度は48万円だったが、2024年度は50万円に引き上げられた。つまり、賃金と年金の合計が50万円を超過すれば、年金額がマイナスされる。
シニア社員にとっては、働けば働く程年金が減額する仕組みであるため、働くモチベーションが向上しづらい構造になっている。そのため、支給停止額は近年引上げ傾向にある。
タナベコンサルティングでは、年金の支給制度を踏まえた賃金・再雇用制度の見直しを推奨している。

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タナベコンサルティンググループは「日本には企業を救う仕事が必要だ」という志を掲げた1957年の創業以来
66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。
企業を救い、元気にする。私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

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