人時生産性とは
人時(にんじ)生産性とは、従業員1人が単時間当たり(1時間)に上げた粗利益額を示し、計算式は、人時生産性=粗利益高÷総労働時間となる。
人時生産性が高い企業は時間当たりの付加価値が高い商品・サービスを提供する企業とも言える。
つまり、この指標は企業の競争力を示す指標の1つである。
人事生産性を上げるには、多く売る・高く売るまたは利益率の高い商品を売る、もしくは必要コストを下げることで総粗利額を増やすか、生産量は維持しつつ労働時間を削減することが必要となる。その改善活動は、生産・販売・開発・管理・物流と多岐にわたることが多い。
タナベコンサルティングでは、自社の競争力を高めるうえでも人事生産性を高める取り組みを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー村田 幸人
人事制度再構築(調査、分析、制度構築、運用支援等)コンサルティングや、幹部人材育成等の階層別研修、考課者・被考課者研修等の集合研修を行う。製造業、卸売業、物流業を中心に、上場企業から中堅中小企業まで「クライアントサクセス」を求め、人的資本経営を支援している。