役職手当とは
役職手当とは、役職に応じて支給される手当のことである。
その手当額は各企業ごとに大きく異なり、役職をどれだけ重視しているかで手当額の大小が決まる。
主に役職手当で社員同士の給与差を作る設計をしている企業は、役職主義の企業であると言える。
役職主義は上手に運営することにより人件費のコントロールを行いやすいメリットがあるが、給与額を増やすために役職を任命するといった対応をしてしまうと制度が破綻してしまうため、ご注意いただきたい。
また、役職手当を導入される際は、各役職の定義をしっかりと定めておくことも重要である。
タナベコンサルティングでは、それぞれの役職が担う役割や責任範囲を明確にしたうえで、各役職の階層を明確にすること。そして、役割・責任範囲に応じた金額を支給することを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント山本 幸生
人材業界にて、製薬・食品・化学業界から公的機関・大学まで、約100社の採用課題の解決支援を行う。また、マネジャーとして、業務オペレーション改革を実施したのち、当社に入社。「社員全員が満足して働ける会社づくり」を信条に、企業成長と社員満足度向上の両立を目指したコンサルティングを行う。
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