基本給とは
基本給とは、社員に支払われる最低給与の基準となる給与のことである。
厚生労働省によれば、毎月の賃金の中で最も根本的な部分を占め、年齢、学歴、勤続年数、経験、能力、資格、地位、職務、業績など社員本人の属性又は→または社員の従事する職務に伴う要素によって算定される賃金で、原則として同じ賃金体系が適用される社員全員に支給されるものをいう。
なお、住宅手当、通勤手当など、社員本人の属性または職務に伴う要素によって算定されるとはいえない手当や、一部の社員が一時的に従事する特殊な作業に対して支給される手当は基本給としない。
基本給(賃金)の設計においては、正解となるルールはないため、各社の人事や賃金に対してのポリシーを強く反映させることが大切である。
そのため、タナベコンサルティングでは、いつまでにどのような人材が必要なのか、何をもって評価し、どう賃金(基本給)に反映させるのか、といった企業としての価値観を整理することを推奨している。
※基本給の決め方については 「基本給の決め方とは?基本給設計する4つのポイント」を参照
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山中 惠介
総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。
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