eラーニングとは
特定の場所に集合して実施する「リアルな教育」に対し、「eラーニング」はパソコンやスマートフォン等のデバイスを活用することで、時間や場所にとらわれずに教育を受けることを実現したオンライン学習のスタイルである。
社内研修の領域において、「学習者(社員)」「提供者(企業)」それぞれの観点から、eラーニングには次のようなメリットがある。
<学習者の視点>
①自身の都合や理解度に応じて、自由に学習を進めることができる。
②動画教材を活用することで、言語のみの情報よりもイメージが湧きやすくなり、研修効果が向上する。
<提供者の視点>
①研修コスト(教材印刷、会場レンタル、交通費など)が削減できる。
②学習者の進捗管理や提出物の督促といった事務的な手間を削減できる。
一方で、eラーニングには次のようなデメリットもある。
①知識の習得は効果的・効率的に行えるものの、実技を伴う内容は困難。
②学習者の自由に委ねられるため、モチベーションの継続が難しい。
ただし、①についてはVR(仮想現実)のような技術革新によって、対応可能な状況になりつつある。
タナベコンサルティングでは①を克服するために、リアルとオンラインの教育を融合した"ハイブリッド"研修を企画・実施している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント赤羽根 祥弘
大手予備校にて新規事業開発や校舎マネジャーを経験後、人事系コンサルティング会社にて研修企画・組織開発・教育体系策定などのプロジェクトマネジャーを務め、売上成績トップとなる。当社へ入社後は、人事制度構築や教育のプロジェクトに携わり、「職場で実践されること」に焦点をあてたコンサルティングを提供している。
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