人事DDとは
人事DDとは、人事デューデリジェンス(Due Deligence)の略であり、人事戦略・組織戦略や人事制度などの人事全般に関する調査・分析を通して、その後の人事PMI(人事統合)を行う上で重要となるポイントを洗い出すメソッドを指す。あらゆる角度から人事の現状を網羅的に掴むことで、最適な人事PMI実現に繋がる。タナベコンサルティングでは、①人事戦略、②組織戦略、③人事制度、④労務管理、⑤ガバナンスの切り口にてそれぞれ分析を行うケースが多く、各社が歩んできたこれまでの歴史的変遷や組織の独自文化を理解した上で、統合コンセプトおよび統合におけるプライオリティ(優先順位付け)を明確にしていくことを推奨している。
※人事PMIについては、用語集の「人事PMI」を参照
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山中 惠介
総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。