人事・経営用語集

DB
確定給付型企業年金とは

DBとは、確定給付型企業年金(Defined Benefit Plan)を指し、将来給付する年金額を企業と社員で予め確定した上で、企業側が掛金を運用する。
DC(確定拠出年金)との最大の違いは運用リスクを企業側で負うため、運用の結果予め約束した年金額に達しなかった場合は企業側が補てんする必要がある。


一方、社員側は外部環境や企業の経営状況に関わらず、約束した年金を受給する事が出来るので、DCと比較しても安心感が高い。
とはいえ、企業の財源は同じであるため、年金額は担保されるものの補てんが多く発生した場合には、給与や賞与制度の見直しになりかねない。
タナベコンサルティングでは、先行きの経営環境と社員に示す将来の安心感とのバランスを踏まえた上での導入検討を推奨している。

この用語解説をしたコンサルタント

山中 惠介

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
ゼネラルマネジャー

山中 惠介

総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。

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