ミドルマネジメントとは
ミドルマネジメントとは、その上位層となるトップマネジメントが定める「企業そのものが持続的に成長していくために必要な施策」を、
課や部、チームと呼ばれる下部組織やメンバーに対し、部門運営を通じてそれを実現させるために行うマネジメント全般を指す言葉である。
社会通念上それに携わるメンバーは「中間管理職」と呼ばれる。
その主な役割は、担当部門の業績目標達成、上司への補佐能力発揮、後継人材の育成などのマネジメントだけにとどまらず、
計画策定と推進で起こりうる問題点発見と課題解決、社外との交渉や社内の部門間調整、部下のパフォーマンス発揮に向けた環境整備や日常のコミュニケーション促進など、
組織けん引のためのあらゆるリーダーシップスキルの発揮が求められる。
この用語解説をしたコンサルタント

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
エグゼクティブパートナー松本 宗家
東証一部上場の商社にて建設資材の販売、施工管理担当後、コンサルティングファームを経て、当社へ入社。ナンバーワンブランド研究会、戦略人事研究会の立ち上げに従事。クライアントの立場になって本気で現場優先のコンサルティングを実践している。企業はヒトなりの理念のもと「経営の視点から人事を診る」ことで人事を経営の根幹として体系的に構築することを得意とする。専門分野は、人事領域全般であり、組織戦略、トータル人事システム構築、人材開発プログラム構築(社内アカデミー構築支援)など。中小企業診断士。
