3年後離職率とは
3年後離職率とは、新入社員が入社後3年以内に退職した際の指標を指す。一般的に1年以内の離職理由は、採用のミスマッチが多く、3年未満は「希望業務とのミスマッチ」や「キャリア形成が望めない」などが主な原因である。
3年以上になると、ライフイベント等の理由が増加する。
つまり、3年離職率が高い場合は、職場環境の改善や採用プロセスの見直しが必要となる。
なお、国内の3年後離職率は新規高卒就職者 37.0%、新規大卒就職者 32.3%(厚生労働省2020年調査)であった。
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この用語解説をしたコンサルタント

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー村田 幸人
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