マイクロマネジメントとは
マイクロマネジメントとは、上司が部下の業務内容・進捗状況・行動等をすべて細かく管理するマネジメントスタイルを指す。
具体的には、部下の業務へ進捗状況を頻繁に報告するよう求める、部下の細かな業務内容についても確認・指示するなど管理というよりも監視に近いマネジメントである。
新入社員のように自身で判断や管理ができず、上司が誘導・管理する必要のある社員や立ち上げ初期段階のプロジェクトにおいては有効的であるものの、ある程度自立している社員に対しては過干渉となりモチベーションダウンや指示待ち人間にしてしまう要因にもなりかねない。
マイクロマネジメントする上司の心理的要因として、①自身の評価を落としたくない(=部下を信頼できていない) ②自身の考え・やり方が正しいと思い込んでいる ということが挙げられる。
部下にとっては、上司に信頼されていない、自分の考え・やり方は否定されると感じ積極性や主体性を失うため、タナベコンサルティングでは部下の特性に合わせてマネジメントスタイルを使い分けることを推奨している。
(※マクロマネジメントについてはURL:https://www.tanabeconsulting.co.jp/hr/glossary/detail267.htmlを参照)
この用語解説をしたコンサルタント

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント西川 美空
中堅企業向け人事制度再構築コンサルティングや、中堅・若手・新入社員向けセミナーに従事している。「クライアントへ寄り添い、企業と社員の成長に寄与する」をモットーに、最適な組織と人づくりを支援できるコンサルタントを目指している。
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