アセスメントとは
アセスメント(Assessment)とは、人や物に対して、一定時点の情報を収集し、客観的な調査をもって行われた「評価」・「査定」を意味する用語である。人事分野では「人材アセスメント」を意味し、第三者や調査ツール等を用いて、社員一人一人が持つスキルや能力といった個人の特性を客観的に評価・分析することを指す。人材アセスメントを実施することで適正な現状把握を行い、採用時のミスマッチ解消から人材の適正な配置・転換や能力開発まで幅広く活用することが出来る。一般的な上司・部下の関係で行われる「人事考課」とは異なり、公平かつ潜在的な能力まで把握することができる点が特徴である。
昨今、人的資本経営への関心が高まり、企業は人材という経営資源をどのように投資するかが求められる中、アセスメントはその礎を築く一手と言える。
※人的資本経営については用語集「人的資本経営」を参照
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント柴田 貴也
大手人材派遣会社にて採用支援・人材育成事業に従事。その後新規事業の立ち上げで飲食・宿泊事業の責任者として従事した後、当社へ入社。「社員がイキイキと働き、主体的に取り組む組織作り」を信条のもと、戦略的な人事コンサルティングを行っている。
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