アンコンシャス・バイアスとは
アンコンシャス・バイアス(unconscious bias)とは、無意識下での「思い込み」や「偏見」を指す言葉であり、多様性のある職場づくりを目指す企業の増加により注目されているワードである。
職場で見られる一例として「普通は、○○のように振る舞うべきだ」、「女性社員に体力的にハードな仕事を任せないでおこう」、「受付やお茶出しは女性がするべきである」などが挙げられる。
アンコンシャス・バイアスは誰にでも起こりえることであり、この事自体が悪い訳ではない。注意すべきは気付かないうちに自分の価値観や考え方を押し付けていないかという点である。
タナベコンサルティングでは、まずは影響力のある役職者を中心に普段の行動や発言を振り返り、知らず知らずのうちに押し付けていないかを気づける場づくり(研修)を推奨している。
固定概念にとらわれず、多様な人材が活躍できる組織を目指していただきたい。
この用語解説をしたコンサルタント

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山中 惠介
総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。
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