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マクロマネジメントとは

マクロマネジメントとは、メンバーに対して最終的なゴールや目標は示すもののそこに至る過程についてはメンバーへ任せるというマネジメント手法である。
マイクロマネジメントとは対称的なマネジメントスタイルであり、メンバーの考え、やり方を尊重するためメンバーの自律性や仕事への責任感、内発的動機が育まれやすい。ただしマクロマネジメントは、対象者によって使い分けることや、過程のフォローを行わなければ認識に齟齬が発生する可能性があるため、注意する必要がある。
例えば、新卒社員に対してマクロマネジメントを行うと、進め方がわからないため誤った方向に進んでいた場合も気づかず、時間をかけたにも関わらず結果に繋がらないため本人のモチベーションも低下する可能性がある。そのため新卒社員や入社したての中途社員に対しては、目標に至るまでの過程を丁寧に教え、適宜進捗状況を確認するマイクロマネジメントが適している。

また、上記以外の社員であっても、リーダー自ら模範を示しメンバーを牽引することやメンバーのサポートを行うなどの役割を担うことが成果に繋げるためには重要である。
リモートワークが主流となってきた現代において、目の届かない範囲で仕事をしているメンバーに仕事の進め方を一任するマクロマネジメントを取り入れるリーダーも増えている。
タナベコンサルティングでは、部下の特性に合わせてマネジメントスタイルを使い分けることを推奨している。

(※マイクロマネジメントについてはURL:https://www.tanabeconsulting.co.jp/hr/glossary/detail250.htmlを参照)

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