労務管理とは
労務管理とは、社員の「労働」に関する全般を管理することであり、労働環境や労働条件の整備からコンプライアンスの遵守まで多岐にわたる。労務管理を担う部署としては、人事部や総務部が一般的だ。
労務管理を行う目的として、経営上求められる法令遵守に対応していくことはもちろんであるが、昨今、注目を集めている人的資本経営を実現するためには適切な労務管理が必要不可欠である。
また、適切な労務管理を行うためには、人事部や総務部だけでなく、管理監督者をはじめとした社員全員の労務管理への意識の引き上げが必須である。
その結果、適切な労務管理を実現でき、健全な経営体制を整えることに繋がる。法令やトレンドは頻繁に推移していくため、常に最新の情報をインプットされることを心がけられたい。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント山本 幸生
人材業界にて、製薬・食品・化学業界から公的機関・大学まで、約100社の採用課題の解決支援を行う。また、マネジャーとして、業務オペレーション改革を実施したのち、当社に入社。「社員全員が満足して働ける会社づくり」を信条に、企業成長と社員満足度向上の両立を目指したコンサルティングを行う。