人事・経営用語集

インフレ手当とは

インフレ手当とは、光熱費や日用品などの物価高騰が進む社会環境において、社員の生活を下支えすることを目的に会社が支給する特別手当を指す。
支給方法は一時金として臨時支給とするケースが多いが、手当相当額を給与に組み入れることで恒常的に支給・支援する企業もある。
その他の支給対象(正社員のみとするか、またはパート/アルバイトを含むか)や支給金額などは会社独自の事情に合わせて設計されている。
インフレ手当を支給する主なメリットは次の3点が挙げられる。
①社員の生活支援による離職防止
②手当支給によるエンゲージメント向上
③社外発信による企業の魅力度向上(企業ブランディング)
原資に限りのある中での支給であるため、タナベコンサルティングでは支給目的・得られる効果・社内外への発信方法など多角的に検討・明確化した上での導入を推奨している。

この用語解説をしたコンサルタント

三瓶 怜

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
ゼネラルパートナー

三瓶 怜

ホテル運営会社にて、事業戦略の策定・ 収益改革・人材育成・業務改善などホテル運営の実務全般を経験後、当社へ入社。現在は人事制度の構築をはじめ、教育体系の立案や現場から幹部層を対象に各種研修の企画など、各企業の実情を踏まえ“人”に関する、多面的要素から戦略人事コンサルティングを行っている。「人の成長なくして組織の成長なし」が信条。

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