人材開発支援助成金とは
人材開発支援助成金とは、社員に対して仕事内容に関連した専門的な知識や技能を習得させるための研修等を計画に沿って実施した場合などに、かかった経費や人件費の一部を助成する厚生労働省の制度のことである。
専門的な知識や技能の習得が要件となるため、社員のモチベーションアップを目的とした内容や、自社の経営方針の説明会等は助成金の対象にはならない。
実際に申請を行う際は、詳細の要件や制度改正等を熟知している社会保険労務士法人等の専門家にアドバイスを受けることが望ましい。
タナベコンサルティングでは、助成金ありきで人材育成を考えるのではなく、人材育成計画を立てて、要件があてはまる助成金を申請するというアプローチを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント柴田 貴也
大手人材派遣会社にて採用支援・人材育成事業に従事。その後新規事業の立ち上げで飲食・宿泊事業の責任者として従事した後、当社へ入社。「社員がイキイキと働き、主体的に取り組む組織作り」を信条のもと、戦略的な人事コンサルティングを行っている。
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