評価ランクとは
人事評価において、一定期間における社員の成果・行動に対しての評価結果から算出された評価の点数を、90点以上なら「S」、80点~89点なら「A」などのランク付けを行い、昇格要件の基準として運用する。このランクのことを評価ランクと言う。
人事評価の結果である評価ランクをベースに、昇格や昇給に反映させるため、評価制度と賃金制度の橋渡し役として機能している。
S~Dなどの5段階で設定されることが多いが、中心である3段階目に評価が集まること(=中心化傾向)を避けるため、4段階や6段階での評価ランクを設定されることもある。
※コラム「中心化傾向とは?人事評価における中心化傾向に対する対策を解説」も参考にしていただきたい。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフマネジャー山中 惠介
総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。
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