オープンカンパニーとは
オープンカンパニーとは、自社や業界の情報提供を目的として短期で実施される説明会やイベント(座談会等)のことである。
もともとインターンシップと呼ばれていたものが2023年度に定義が変更され、4つに類型化された。
オープンカンパニーはその1つであり、特徴としては
(1)短期間での実施
(2)採用活動と関連付けない
(3)就業体験を含めない
ことが挙げられる。
対象は主に学生だが、保護者や学校のキャリアセンター担当者向けに実施する企業も見られる。
オープンカンパニーの最大のメリットとしては、短期間開催のため参加ハードルが低いことである。オンライン実施も可能であるため、企業側としても開催ハードルが低い。
タナベコンサルティングとしては、闇雲に開催するのではなく、4類型の特徴と実施目的を明確にした上で、自社の状況に応じた適切な活動を行うことを推奨している。
また、オープンカンパニーはあくまで情報提供が目的であり、採用活動と関連付けてはいけない点は改めてご留意いただきたい。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント山本 幸生
人材業界にて、製薬・食品・化学業界から公的機関・大学まで、約100社の採用課題の解決支援を行う。また、マネジャーとして、業務オペレーション改革を実施したのち、当社に入社。「社員全員が満足して働ける会社づくり」を信条に、企業成長と社員満足度向上の両立を目指したコンサルティングを行う。
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