社員体験価値(EVP)とは
EVP(Employee Value Proposition)とは、企業が社員に対して提供できる価値の総和を指す。
EVPは、報酬や福利厚生といった金銭的報酬に始まり、パーパスやミッション・ビジョン・バリューといった非金銭的報酬の概念的な要素までも含む。
人材の流動性や多様性が進む中、求職者から「選ばれ続ける企業」としての観点よりEVPが注目を集めており、EVPを高めることがエンゲージメント向上にも繋がる。
タナベコンサルティングでは、EVP(社員が体験できる価値の総和)を時間軸の入社前・在職中・退職後(卒業後)の3つの時間軸から「社員が体験できる価値」を最大化していくことを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部 エグゼクティブパートナー浜西 健太
「誰もが幸せに働ける会社を生涯かけて追求する」をポリシーに、組織・人事に関するプロフェッショナルとして多くのコンサルティングを展開。 特に、経営者へのコーチングが高い評価を得ている。 クライアントのステージに合わせた人事制度設計および組織開発を通して、エンゲージメント向上と売上倍増へと導いた経験を多く持つ。