人事・経営用語集
バウンダリースパナーとは
バウンダリースパナーとは、組織の壁(部署間、社内外、専門領域など)を越えて関係者をつなぎ、情報共有や協働を促進して新たな価値やイノベーションを生み出す「越境者(橋渡し役)」の役割を担う人材のことである。
近年ではDX、オープンイノベーション、産学官連携、エコシステム型事業の広がりに伴い、アライアンス、事業開発、DevRel(Developer Relations)といった職種で特に需要が高まっている。
バウンダリースパナーの配置・育成により、組織内の部門やシステムが孤立・分断されるサイロ化の解消、DX推進や新規事業開発などをより加速させることができる。
その反面、バウンダリースパナーを担う人材の定義・役割が明確化されていないことにより、評価が曖昧になることや異なる組織・部門間に板挟みになることでの業務量や心理的負担が集中してしまい、心身への負担が大きくなる可能性がある。
タナベコンサルティングでは、バウンダリースパナーの定義・役割・KPI(連携件数、学習移転など)を明確化した上で役割を担う人材を選抜・育成し、評価・インセンティブとの連動といった役割に報いる体制や働きやすい環境・組織文化を整備することにより、バウンダリースパナーの導入効果を最大限に引き出すだけでなく、役割を担う人材に報いるための制度拡充を推奨している。
